私が生活防衛資金という概念に出会ってから、長い年月が経ちましたが、アセットアロケーション(資産配分)についての悩みはずっと解決できずにいました。
生活防衛資金を確保する方法や、どのようなアセットを使うべきか、アセットロケーションの最適な方法、適切な金額など、悩みは尽きませんでした。しかし、最近になって私は新たな視点に気付きました。それは、NISA口座を生活防衛資金のために活用するというものです。
NISAは「Nippon Individual Savings Account」の略で、一般的には投資するための口座という意識を持たれている方が多いと思うのですが、よく考えると「Savings Account」って、「普通預金口座」のことなんですよね。
この考え方によれば、NISA口座に生活防衛資金を預けておけば、必要な時は、いつでも取り崩して引き出すことができます。私の場合、旧NISA口座の投資信託の価値が一定額(今は500万円ぐらい)を超えており、その内147万円ぐらいは含み益でできています。
投資元本に対して、+41.38%ぐらいの利益が出ている状態ですが、生活防衛資金として、取り崩さなければ、さらに複利で増える見込みなので、銀行に預けるよりも高い資金効率で運用できることに魅力を感じています。
この発見によって、私は生活防衛資金の確保に関する呪縛から解放され、気持ちが楽になりました。私のように資産配分に悩む人にとって、NISA口座の活用は新たな解決策となるかもしれません。
※たぶん、私のリスク許容度は比較的高い方です。同じような考え方で、活用を検討される場合は、くれぐれも自分のリスク許容度に応じて活用するようにお願いいたします。
50代の、私の資産形成は「長期・分散・低コスト」な「全世界株式インデックス投資」で成し遂げるつもりです。 最近、新NISAの生涯投資枠1800万円を5年で消化するメドはつけられたつもりですが、私の目標 ... 新NISAの非課税枠を活用する場合、最短5年間の積立期間中に市場が20~30%ほど暴落すると、その後の回復により大幅な資産増加が期待できるのですが・・・。 しかし、そうした絶好の積立チャンスはなかなか ...
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