投資雑記

アセットアロケーション(資産配分)を考え直す時が来たかも

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三連休、私のこれまでの資産形成を振り返り、反省したり、これからの進め方を考えていました。

きっかけは、これまで、J-REIT(不動産投資信託)やインフラファンドの個別銘柄投資だけに集中して資産形成を行ってきたことに対して「本当に今のこのスタイルで無事ゴールにたどり着けるのか?」と疑問が湧いてきたことです。

そして、今こそ、自分にはアセットアロケーション(資産配分)が必要ではないのか、そう考えるに至りました。

私なりのさまざまな反省点

あげればきりがありませんが、反省が必要だと思ったのは以下のようなことについてです。

・分配金と利回りだけに執着しすぎて、他がおろそかになっていたこと

・想定した分配金が受け取れるなら、株価はいくらでも構わない、という考え方は根拠のないまやかしであるということ

・分配金を守るだけでなく、時価総額についても守りの姿勢が大切だということ

・J-REITやインフラファンド投資への現状に満足して、思考停止の状態に陥っていたこと

・翌年以降の分配金しか見ていなかったこと

・ゴールに到達する時間を二分の一にしたり、四分の一にする方法を考えていなかったこと

これまでの状況

2017年の訪日外国人の数は2869万人でしたが、近年急速に外国からの観光客が増加して、政府は2020年に4000万人、2030年に6000万人の訪日外国人を誘致することを目標にしています。

そういう状況もあり、私はインヴィンシブル投資法人(8963)の割合が高い(偏り気味の)ポートフォリオを組んでいました。

株価も2019年10月までは好調でしたが、日韓関係の悪化で、不買運動も加速、日本旅行を敬遠する傾向も強まり、インバウンド需要にも暗雲が漂い始めました。

株価は11月以降から下がり始め、12月以降には、中国武漢で始まった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響も出てきて、時価総額をさらに大きく減らすことになりました。

収束の目途はまだ立っていませんので、しばらくは苦戦が予想されると思います。

失った時価総額

私の運用資産の時価総額ピークがいつだったのか、正確な日の記録は残っていませんが、普段、利用しているマネーフォワードから、2019年10月末の金額をひろうことができました。

月末ピーク(2019/10/31)31,877,900円
本日(2020/02/24)24,991,600円
差引損益-6,886,300円(-21.6%)

昨年10月から、2月までの間に自己資金65万円も追加投入していて、時価総額をこんなにも減らしていたんですよ!

自分でもちょっとビックリな数字です
路地牛

最近の行動

今思えば、気分的にも現状をリセットしたかっただけなのかもしれません。

本来、株価が下がりすぎてからでは遅いと言いますか、取るべき行動ではなかったかもしれませんが、「翌年以降の受取分配金を最大化するための」入れ替え基準を満たしていたため、保有銘柄の入れ替えを行っています。

入れ替えについては以前、こちらの記事で紹介しました。

【路地裏の牛の資産形成】翌年以降の分配金利回りを最大化する方法

思いつきや、無計画な資産形成を試みても、成功できる保証はありません。 いかなる信念もなく、やみくもに短期売買を繰り返しているようでは、投資資金を徐々に目減りさせていくだけです。 たとえ、それが自分のお ...

現在の保有状況です。

インヴィンシブル投資法人(8963)478株
東京インフラ・エネルギー投資法人(9285)4株

東京インフラ・エネルギー投資法人は、最近、NISA口座で買い付けた銘柄ですが、本当は入れ替えのため売却しても良かったのですが、行動に出た時点では、損失が発生していたため、売却を見送りました。

分配金利回りは、6.52%ぐらい確保できていたはずですが、普段は出来高も少なくて、いざ売却という時にはちょっと手間もかかりそうな銘柄のような気もしています。

入れ替えで、偏りが増しているようですが、大丈夫なんですか?
トラ吉
路地牛
そうなんだよね・・・

当面の計画

「馬鹿の一つ覚え」みたいって言われそうですが、ここまできたら、インヴィンシブル投資法人(8963)を、特定口座であと22株買い増して、500株にしてみようと思います。

3月には、インヴィンシブル投資法人からの分配金も出るので、株価が現状維持か、さらに値下がりするようなら、あと3ヵ月(5月ぐらい)で到達できるのはと考えています。

達成するまでには、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)も収束してくれたらうれしいのですが。

500株で分配金はどうなるか

インヴィンシブル投資法人(8963)から出されている予想分配金の情報では、今後1年間で、3,459円の分配金になります。

2020年6月期(予想)1,812円
2020年12月期(予想)1,647円

500株(NISA口座459株、特定口座41株)で試算すると、約140万円(税引後)の分配金になりそうです。

でも、三連休最終日のニュースを見ていると、ジワジワと日本でも感染拡大が進んでいるようなニュースばかりで、予想通りの分配金を受け取ることは、ちょっと難しいのではと思われました。

収束できたとしても、海外からの日本への信頼が回復するまでは、インバウンド需要も抑えられるでしょうし、しばらくは業績にも影響も出てきそうな感じがしていて、今後、分配金の額も下振れする可能性が高いような気がします。

今後の方向性

まだ、結論は出ていませんが、アセットアロケーション(資産配分)を考え直そうと考えています。

まだ、検討を始めたばかりですが、

・バンガードS&P500ETF(VOO)

・インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ET(QQQ)

・米国個別株

などにも投資先を拡大しようかと思案中です。

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