結婚当初から、我が家の家計管理は、私の役割になりました。
妻曰く、「こういうのは得意な方がやった方がよい」ということで、今に至ります。
私の家計簿歴も、1991年(平成3年)の高校卒業後からなので、ちょうど、30年になりました。
最初はノートから始まり、次にエクセルになり、今はマネーフォワードと、スプレッドシートを併用しています。
エクセルで管理するようになってからは、日々の収支だけでなく、予算管理も始めて、その年から老後までの、ライフステージの変化に伴って、必要となるであろうお金についても、なるべく正確に予測を立てるように心がけているつもりです。
今はスプレッドシートで、資産運用サマリー、家計支出の予算管理、長期シミュレーション、などのシートを作成し、妻にも常時共有しています。(クラウドで共有できる便利な時代になりましたね)
「お金が貯まる人」になるためのスキルを獲得するには
たぶん、一朝一夕にはスキルの獲得は叶いません。
私自身、就職氷河期世代で、起業を決断した身でもありますので、大変な時期もありました、年収が激減した時期も長らく経験していますが、お金が貯まることと、年収の多い少ないは、あまり関係がないと考えるようにしていまして、30年間の家計簿生活を通じ、数々のムダな支出を見直してきました。
家計支出に油断は禁物です。
ライフステージの変化により、それまでは適正な支出だったものが、突然、ムダな支出に変わることもありました。
そういう支出を見逃さないためにも、定期的にすべての家計支出をチェックし、適正かどうかを再評価してみることが必要かと思います。
「お金を留める力」を養うための心がけ
私は、もうムダはなくなったと思ってからが勝負だ、と考えています。
日常的に、スプレッドシートを開いて、自分たちがどのような支出をしているのかを見つめ、新しい発見を探し求めるように行動しています。
久々の大物発見!
コロナ過の中、昨年の年末から、投資よりも夢中になって、ムダの見直しを考えていたのが保険契約です。
ライフステージの変化や、夫婦が保有する金融資産の状況も考慮し、今回は過剰気味になっていた「医療保険」の見直しと、どう考えても自身で複利運用した方がよい結果につながりそうな「個人年金保険」の解約を決めました。
手続きは今月末をメドに完了させるつもりですが、毎月の保険削減額は「38,562円」にもなります。
この金額を今後数十年に渡り削減できるかと思うと、笑みも浮かんでくるというものです。
それから、削減したお金は消費にまわすことなく、貯蓄投資したいと思います。
まとめ
「お金を留める力」が弱い人は、いくら稼いでも、お金を残すことはできません。
投資でお金を増やすことが「攻め」だとすると、ムダなお金を流出させないことは「守り」となります。
「お金が貯まる人」を目指すなら、攻守のバランスが取れた人を目指したいものです。
牛の歩みも千里、未来のために種をまこう!