過去を振り返ると株式市場は、危機的といわれた急落局面を何度も乗り越えてきました。
長期的には株価は回復しますが、それを待てるか、待てないかは、あなたが備えをしているか、どうかで決まります。
困難な状況に追い込まれても、保有資産を守れる力を、普段から身に着けておきたいと、思いませんか。
株価急落から回復までの時間
米国株式投資で、-30% まで急落すると、回復までには 2年、-45% ~ -50% まで急落すると、回復までには 5年 から 7年 はかかるみたいです。
全世界株式でも、米国株式の比率が高いので、概ね、同じような回復具合になると思います。
インデックス投資(全世界株式、米国株式)している方なら、10年以上、保有できれば、マイナスになることはなさそうです。
日々の生活に不安をかかえていて、株価回復を待てますか?
ある日突然、重い病気が見つかるかもしれません。
ある日突然、自然災害で被災するかもしれません。
ある日突然、事故で仕事ができなくなるかもしれません。
ある日突然、勤めている会社が倒産するかもしれません。
ある日突然、リストラされてしまうかもしれません。
何が起こるかは分かりませんが、危機的な状況は、ある日突然やってくるのです。
ある日突然がやってきた時、冷静な判断をしたり、落ち着いて行動したり、投資を続けていくためにも「生活防衛資金」の確保が必要になります。
生活防衛資金はいくら用意したらいいですか?
困難な状況がおきても、投資を続けていくだけの胆力を身に着けたいですよね。
そのためにも、まずは、-30% までの急落に耐えるだけの生活費を確保することを目標にしてください。
毎月の生活費の2年分にあたる金額です。
大変かもしれませんが、挑戦する価値は十分あります。
まとめ
生活防衛資金として、2年分の生活費を確保することは、簡単ではないかもしれませんが、確保できた時、あなたの自信にもつながり、長期投資を成功する確率も、きっと高めてくれるはずです。
牛の歩みも千里、未来のために種をまこう!