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SBI証券で、投資信託を「毎日積立」してみて感じたデメリット

投稿日:2021-02-28 更新日:

SBI証券では、積立投信設定時の積立コースで「毎日コース」を指定できます。

「毎日積立」の最大のメリットは、やはり毎日購入することで、究極のドルコスト平均法が実践できることです。

私も2021年1月から、実際に毎日6500円で、「SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))」を積立しています。

はじめて2カ月ほどになりますが、「毎日積立」のちょっとしたデメリットも分かってきました。

今回は、投資信託の「毎日積立」のデメリットについて、まとめます。

「毎日積立」デメリット:毎月の購入金額が安定しない

「毎日積立」といっても、実際の買付は「毎営業日(土日祝日は除く)」に自動発注されます。

「月の営業日日数によって、その月の積立金額も変動する」ということになります。

当然、日数が少ない月だったり、祝日が多い月だと、積立金額も少なくなってしまいます。

毎月いくら積立するという予算を考えている人にとっては、少々悩ましい仕組みだと言えます。

SBI証券で積立設定を行う時、毎日の設定金額を入力すると、1ヵ月あたりの概算金額が23営業日分で表示されていました。

私の場合、毎月15万円の予算を考えていたので、6500円 × 23 = 149,500円 が表示されていました。

実際の取引ですが、2021年1月~2月の買付回数は35回でした。

予算未消化分 = (149,500円×2) - (6500円×35) = 71,500円

この2カ月間で考えると、71,500円の予算を使いきれなかったことになります。

本当にこの方法でよかったのかなという、ちょっと複雑な気分です。。

「毎日積立」デメリット:毎日「売買報告書」が届く

当然ですが、「毎日積立」では、毎日取引が成立することになります。

SBI証券では投資信託の売買取引のたびに「汎用累投売買報告書」が作成されます。

また、その都度「電子交付のお知らせ」がメールや、マイページで通知されます。

「毎月積立」と比べると、確実に取引数も増えるので、「特定口座(源泉徴収あり)」にされていない方は管理が大変になるかもしれません。

まとめ

「毎日積立」にもデメリットがあるよという話でしたが、毎月の予算を消化できないことなんて、長い目でみたら些細なことです。

投資の目的は、予算を消化することではありません。

毎日定額で投資する場合、買うチャンスを逃さないので日々の値動きとうまく付き合えることにもなります。

購入価格も平均化されますし、高値づかみをしてしまう可能性も皆無です。

いいことづくめではないでしょうか。

長期で資産形成を考える方なら、デメリットより、メリットの方が大きいかもしれません。

 
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追記:「毎日積立」積立設定金額のカイゼン(2021/03/13 ~)

現時点での買付余力、年内の入金予定・営業日数を考慮して、毎日の積立設定金額を6500円から、7800円に引き上げました。年間でみれば、これで限りなく毎月15万円の予算に近づくはず。

営業日数計算にはコチラのサイトを使わせていただきました。

追記:「毎日積立」積立設定金額のカイゼン(2021/06/23~)

夫婦の保険の見直し、分配金の受け取りなども考慮し、毎日の積立設定金額を7800円から、1万円に引き上げました。

追記:「毎日積立」積立設定金額のカイゼン(2022/03/16~)

私の浪費を縮小する意気込みで、倹約を心がけ+背伸びなので継続性は危ういのですが、毎日の積立設定金額を1万円から、1万5千円に引き上げました。

追記:「毎日積立」積立設定金額の微調整(2023/01/06~)

投資に前のめりになりすぎるのは禁物です。毎日の積立設定金額を1万5千円から、13,600円に引き下げました。

追記:「毎日積立」積立設定金額の微調整(2023/07/01~)

リノベーションのため、リフォームローンを組みました。今月からローン返済が始まります。毎日の積立設定金額を13,600円から、1万円に引き下げました。


SBI証券で、新NISAの積立設定を済ませました。

4~5年ほど、私の収入は昇給もなく、固定化されていたのですが、最近、会社の業績がよくなりました。そのおかげで、来年は、私の年収も上がりそうです。 リノベーションで、ローン返済を抱える身になり、入金力も ...

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