昔から時間とお金と場所に縛られない生き方に憧れていました。
いつか投資一本で生きていけたらという願望もあり、投資について調べたり、考えている時間は、私には、至福の時間かもしれません。
そんな私が投資のことを考えていると、あっという間に時間も過ぎてしまうのですが、その代り、夢中になりすぎると、おろそかになることが必ず出てきます。
それが何かと言えば、「本業の仕事に対する集中が途切れてしまう」ことです。
本業について
本業は、小さな会社の経営に携わるWeb系のエンジニアです。
会社にもいろいろと問題があり、日々、考えることや、早急に改善しないといけない課題が山積しています。
会社で投資のことを考えているような時、こういう問題から、目を遠ざけようと、逃げているだけのような気もしています。
たぶん、ちょっとした、現実逃避というやつなんだと思います。
資産形成で見誤ってはいけないこと
専業投資家に憧れる人は多いと思います。
私もその一人なのですが、資産形成が十分でない状況では、兼業投資家こそ成功の近道だと考えなければならないと思います。
本業をおろそかにしてはいけない
第一に考えるべきことは、「本業からの安定した収入で、生活基盤を安定させること」です。
生活基盤が安定しないことには、安心して中長期の投資もできません。
生活が安定していないと、資金をすぐ引き上げる必要が出てきたり、暴落に耐えられず損切してしまうとか、長い目でみた投資活動ができません。
本業を盤石なものにし、収入を安定させること、さらには、本業の収入を引き上げることに最善を尽くすべきなのです。
専業投資家はプレッシャーがきつい
専業投資家といえば、聞こえはよいですが、半端ないプレッシャーがかかる職業だと思います。
株式市場が上がろうが、下がろうが、生活に困らない最低限のお金を、毎月自分の力で稼ぎ出す必要があるのですから。
無収入どころか、損失が出て資金を減らしてしまうこともあると思うので、メンタルが相当タフでないと、できない職業かもしれません。
現実的に、勝ち続けることは難しいことです。
専業投資家より、兼業投資家の方が、心穏やかに生活していけるような気もしています。
専業投資家には憧れているぐらいの方が実は幸せなのかも・・・。
分配金(配当金)は再投資すること
国内リートに投資するようになって、5年4ヵ月が経過していますが、今のところは、100%再投資しています。
最初は分配金の額も小さなものでしたが、今は複利の力に魅了されている一人です。
始めたのは2014年で、最初の年の年間分配金は8万円でした。
それが今年2019年は、123万円まで育っています。
これまで再投資した金額を集計してみたところ、297万円になっていました。
私が始めたのは、41歳からなので決して早かったわけではありません。
20代や、30代のあなたなら、長期投資と複利の力を信じて、今すぐ行動に移して欲しいと思います。
私なんかより、もっと上を目指せると思いますよ!
まとめ
これまで国内リートに投資をしてこれたのは、本業からの収入があったからこそです。
本業からの収入が安定していなかったら、中長期で投資を考える余裕もなかったはず。
兼業投資家であることを、最大限に活用する道を選ぶべきだと思います。
ということで、現実逃避などせず、今日も本業の諸問題に取り組もうと思います。
最後は堅実な人が勝つと信じて。