私がインデックス投資をはじめようと思った時、米国株式(S&P500)にするか、全世界株式にするか、かなり迷いました。
それこそ、Google、YouTubeの検索キーワードに「全世界株式 s&p500」などと入力して、たくさんのコンテンツにも目を通して検討しました。
そして、迷いつつも、私が出した結論は「全世界株式」でしたが、それはなぜか、少し書いてみようと思います。
投資先選びに失敗した時、後悔が少ないのはどちらか
今年、私も47歳になりました。今のところ、下の娘(今年5歳)が大学を卒業するぐらいまでは働くつもりですが、あと、17年しかありません。
寄り道をしている余裕もなさそうですし、大きなリターンを狙うよりかは、自分にとって、後悔が少ない方を選ぼうと思いました。
どの国が成長するかは分からない
チャートは過去どうだったかを示しますが、確実な未来を予測するものではありません。
米国株を選ぶということは、米国国内の社会情勢、経済状況に大きく依存してしまうということです。
ここしばらく、米国株式が堅調だったことは、疑いようもありませんが、新型コロナでは、米国も追い込まれています。
世界最大の感染者数、死亡者数を出しながら、感染収束どころか、今も感染拡大が続いています。
経済的ダメージも、かなり深刻で、ワクチン開発が成功しても、影響はしばらく残るのではないでしょうか。
また、将来の米国経済の衰退も、絶対にないとは言い切れません。
もし、米国株式だけに集中投資していたら、損切りを含む、投資先の途中変更を余儀なくされる恐れもあり、そうなれば、絶対、後悔すると考えました。
未来は分からないから全世界株式に投資する
最近の米国株の立ち直りの速さには関心させられていますが、私は「全世界株式」を選びました。
当然、全世界株式にも、米国株式は含まれていて、今の国別比率だと、54%ぐらいが米国株式で構成されているかと思います。
世界株式インデックスの国別比率は固定されているものではありません。
投資対象国の時価総額の比率で適切にリバランスされるため、米国経済がよければ、米国株式の比率も高まりますし、米国以外の経済がよければ、米国株式の比率も下がります。
世界地域の経済状況によらず、安心して、持ち続けられるインデックスこそが「全世界株式」ではないでしょうか。
未来のために種をまこう!
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投資信託「SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))」なら、これ1本で勝負できる!
私が見たいのは、進撃の「雪だるま(全世界株式)」なんだが・・