IMFの世界経済見通しによると、全世界GDPの成長率は、2020年は-3.3%、2021年は6.0%、2022年は4.4% です。
全世界株式インデックス投資を行うというのは、この世界経済の成長に乗るということです。
全世界株式インデックス投資
一番人気の eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) は、日本を含む先進国ならびに新興国の株式に投資し、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用が行われています。
信託報酬は 0.1144%以内で、運用開始日は 2018/10/31 です。
一方、私が投資している、SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))は、全世界の株式市場の動きを捉えることを目指して、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用が行われています。
信託報酬は、0.1102%程度で、運用開始日は 2017/12/06 です。
運用開始も早く、信託報酬も安い、「雪だるま(全世界株式)」が人気がないのは、なぜなんでしょうか?
人の行く裏に道あり花の山
投信ランキングで、人気がなくても、私は「雪だるま(全世界株式)」に毎日積立をしています。
個別銘柄投資で失敗を繰り返した私は、MSCI(2021/06/30現在、2,941銘柄)より、分散効果の高いFTSE(約8,000銘柄)の方を選びました。
基準価格も、7/30現在、eMAXISは 15,483円で、雪だるまは、 14,781円です。
同じ全世界株式インデックスなのに、いつも、雪だるまの方が安いのです。
ということは、投資額が同じ場合、基準価格が安い方が、より多くの「数量」を手にできるということです。
評価額 = 基準価格 × 数量
投資は掛け算で決まります。
基準価格は自分では制御不能ですが、数量ならコツコツと時間をかけ、積み上げていくことは可能です。
世界経済は成長しているので、基準価格も緩やかに上昇していくと思われます。
これからも、自分のリスク許容量の範囲内で、数量を積み上げることに専念していきます。
牛の歩みも千里、未来のために種をまこう!