複利の力、失敗しないための資産運用
資産運用の重要キーワード「複利」は、よく目にする言葉です。 将来の運用成果に大きな差を生み出す、複利の仕組みについて、理解を深めておきましょう。 複利の力とは 金融商品でよく耳にする金利には「単利」と「複利」があります。 投資元本100万円、年利5%、運用期間20年間の場合の投資成果を例に、2つの違いを見ていきましょう。 単利とは 「投資元本」に対して利息が付きます。(元本は変わりません) 投資元本100万円を単利で運用した場合(年利5%、運用期間20年) 投資による利益:合計1,000,000円 運用資 ...
雪だるま(全世界株式)に毎日積立するメリット
IMFの世界経済見通しによると、全世界GDPの成長率は、2020年は-3.3%、2021年は6.0%、2022年は4.4% です。 全世界株式インデックス投資を行うというのは、この世界経済の成長に乗るということです。 全世界株式インデックス投資 一番人気の eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) は、日本を含む先進国ならびに新興国の株式に投資し、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用が行われています。 信託報酬は 0 ...
投資その前に、失敗しないための資産運用
投資では、生活防衛資金を確保する以外にも、大切なことがあります。 それは「入金力を身に着ける」ことです。 なぜ、入金力を身に着ける必要があるのか インデックス投資(全世界株式・米国株式)は、市場平均との連動を目指す投資手法です。 だれかを出し抜く投資ではないため、いつ始めても、だれが始めても、再現性があります。 全世界株式インデックスなら、平均利回りは、4% ~ 6% が見込めますが、投資リターンを決定づけるのは、毎月の積立投資にあてられる「資金力」になるかと思います。 家計の見直しから始める 家計支出は ...
株価急落に備えていますか?失敗しないための資産運用
過去を振り返ると株式市場は、危機的といわれた急落局面を何度も乗り越えてきました。 長期的には株価は回復しますが、それを待てるか、待てないかは、あなたが備えをしているか、どうかで決まります。 困難な状況に追い込まれても、保有資産を守れる力を、普段から身に着けておきたいと、思いませんか。 株価急落から回復までの時間 米国株式投資で、-30% まで急落すると、回復までには 2年、-45% ~ -50% まで急落すると、回復までには 5年 から 7年 はかかるみたいです。 全世界株式でも、米国株式の比率が高いので ...
老後に備えていますか?失敗しないための資産運用
人生100年時代という言葉をよく聞くようになりました。 私のまわりでも、父方の祖父は109歳、祖母も105歳で亡くなりましたので、私自身も、人生100年時代という言葉には、かなり現実味を感じています。 孫の私は今年48歳、何歳まで生きるかは分かりませんが、将来には不安も感じています。 65歳定年、100歳まで生きるとしたら、35年分の生活費はメドを立てておかなければなりませんよね。 考えてみると、私が働き始めて、まだ、26年なので、35年というのは、とてもとても長い年数に感じられます。 今は少子高齢化の時 ...
「今後30年以内に70~80%以上の確立」で発生する投資リスク
投資するなら、なるべくリスクには近づかないようにしたいものです。 政府の地震調査委員会によると、南海トラフ巨大地震は「今後30年以内に70~80%以上の確率」でおこるそうです。 想定される地震の規模は、M8~M9クラス、この巨大地震がおきると、富士山が噴火する可能性も高まるようですが、日本全体で、どれほどの被害が出るのか、私には想像もつきませんが、日本経済が壊滅的な状況に陥ることは予想できます。 通常、大震災レベルの地震が発生した場合、復興には10年以上の歳月がかかり、また、莫大な復興資金も必要になります ...
急落相場は精神修練の場
株価の暴落にも負けず、耐え忍んだ者だけが到達できる高見があるとしたら、あなたはその高見を目にできるだろうか? 私自身、投資で、成功を収めるには、ある程度、精神的なタフさや、忍耐力を身に着けることが、必要だと考えている。 そして、この手のスキルは一朝一夕では決して身につかないし、投資を続ける中で、積み上げていくしかないとも感じています。 投資のリスクとは 資産運用の世界で、リスクとは収益(リターン)の振れ幅のことを指す。 収益(リターン)には、プラスもあれば、マイナスもある。 収益がマイナスに振れてしまった ...
世界経済の成長は、自然の摂理
現在人気の、全世界株式インデックス・ファンド3本を紹介します。 世代に関係なく、少額から投資を始めることができて、売買タイミングを推し量る才能がなくても、再現性があり、だれもが同じようにリターンを得られるので、おすすめです。 おすすめ三選「全世界株式インデックス・ファンド」 SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式)) 設定日:2017/12/06、純資産:21,709百万円、信託報酬 (税込)/年:0.1102%程度 全世界の株式市場の動きを捉えることを目指して、FTSEグロ ...
投資で増えたお金の使い道、考えていますか?
新型コロナウイルスが出てくる何年も前から、未来のために種をまいてきました。 痛い目に合うのを、避けられるほどの、投資の才能を持ち合わせてはいなかった私ですが、J-REIT(不動産投資信託)への個別銘柄投資で、痛い目にあってから、1年あまり。 一時は、緊急予備資金(生活防衛資金)を枯渇させたり、いろいろとありましたが、精神的には、随分、鍛えられたと感じています。 最近は、全世界株式インデックス・ファンドへの投資に、前のめりに、夢中になっていますが・・・ 投資の目的を見失う ゴールデンウイーク中に、長期家計シ ...
「お金が貯まる人」になるためのスキルを磨く
結婚当初から、我が家の家計管理は、私の役割になりました。 妻曰く、「こういうのは得意な方がやった方がよい」ということで、今に至ります。 私の家計簿歴も、1991年(平成3年)の高校卒業後からなので、ちょうど、30年になりました。 最初はノートから始まり、次にエクセルになり、今はマネーフォワードと、スプレッドシートを併用しています。 エクセルで管理するようになってからは、日々の収支だけでなく、予算管理も始めて、その年から老後までの、ライフステージの変化に伴って、必要となるであろうお金についても、なるべく正確 ...
SBI証券で、投資信託を「毎日積立」してみて感じたデメリット
SBI証券では、積立投信設定時の積立コースで「毎日コース」を指定できます。 「毎日積立」の最大のメリットは、やはり毎日購入することで、究極のドルコスト平均法が実践できることです。 私も2021年1月から、実際に毎日6500円で、「SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))」を積立しています。 はじめて2カ月ほどになりますが、「毎日積立」のちょっとしたデメリットも分かってきました。 今回は、投資信託の「毎日積立」のデメリットについて、まとめます。 「毎日積立」デメリット:毎月の ...
投資はした方がいいのか、貯蓄だけでもいいのか
投資をしていない人から、よく受ける質問で「投資って始めた方がいいんですか?」がある。 そういう質問を受けると、私は「無防備すぎて、ライオンに食べられてしまう人」をイメージしながら、「投資は始めた方がいいですよ」と、できるだけ笑顔で答えることにしている。 中には、事あるごとに、何度も同じ質問をしてくる人がいるのだけれど、だんだん面倒になってきて、そういう人には「必要と思えるなら始めてみたら」と答えている。 結局のところ、決めるのは、私でなく、あなた自身なのだ。 何度も同じ質問をしてきて、投資に使える時間を無 ...